最近話題になっているワイン会。ワイン好きが集まり、楽しくワインを飲む会です。しかし、ワイン好きが集まると聞くと、「ワインの知識がないと参加できないのでは?」「ワインのエキスパート試験の勉強をしたほうがいいの?」と不安になりますよね。
ワイン会に参加するにあたって、知っておきたいマナーや知識があります。最低限の知識を身につけておくだけで、ワインを楽しむ姿が上品になり、知的に見えますよ!
ワインのエキスパート試験はどんな勉強をする?難しいの?
ワインエキスパート試験はワイン好きの人がチャレンジするものです。一般の人でも受けられますが、ワインのエキスパート試験の勉強をする前に難易度や合格率を知っておきましょう!
ワインエキスパート試験は民間資格
ワインエキスパート試験は一般社団法人日本ソムリエ協会が行っている民間の資格です。ワインエキスパート試験はソムリエの試験とは違い、職業に生かすためのものというよりは、ワイン愛好家が取得するケースが多いです。
合格率は40%前後
ワイン好きであればエキスパート試験の勉強に興味を持つ方もいらっしゃるでしょう。実際に、ワインが好きで試験を受けてみた方が大勢いらっしゃいます。ワインエキスパート試験の合格率は40%前後なので、難しいと感じる人が多いです。
独学で合格した方もいらっしゃいますし、ワインスクールで勉強をする方もいらっしゃいます。
どんな内容の勉強をする?
ワインエキスパート試験は1次試験と2次試験があります。1次試験は筆記で、選択肢の中から答えを選ぶ方式です。内容は世界中のワインの産地に関する知識を問うものが多いです。ワインだけではなく、日本酒やそのほかのお酒についても出題されます。暗記する内容が幅広いので、難しく感じます。
2次試験はテイスティングです。ワインの銘柄がわからない状態で飲んでみて、そのワインの特徴を答えます。
【参考:ワイン受験.com「ソムリエ試験、ワインエキスパート試験の合格率」】
ワイン会に参加したい!エキスパート試験の勉強はするべき?
ワイン会に参加するさいにどのくらいの知識があれば恥ずかしくないかが気になるところですよね。初参加の場合は「ついて行けなかったらどうしよう」と誰もが不安になります。
ワイン会でできること
ワイン会に参加すると、ワイン好きと話せるのが1番のメリットです。ワイン好きの参加者と話すと自分の知識が深まるほか、飲んだ感想をその場で言い合えるのも魅力です。また、開催場所はワインバーやビストロが多いので、美味しいワインの飲み比べができます。東京の恵比寿などではおしゃれなワインバーが多いので、雰囲気も楽しめますよ。
ワイン会によってコンセプトがさまざまです。年齢層が決まっている会、BBQと一緒にワインを楽しむ会、独身だけの会などがありますので、ご自分の興味がある会に参加してみましょう!
エキスパート級の勉強は必要ない
ワイン会に参加するさいはエキスパート試験の勉強をする必要はありません。飲んでみて銘柄を当てる必要もないので、安心して参加しましょう。ワイン会の参加者みんながエキスパート級の知識があるわけではないので、初参加でも気軽に参加できますよ。
ワインのエキスパート試験の勉強をしなくても知っておきたい知識
ワイン会に参加するときにエキスパート級の勉強は必要ないとは言っても、最低限のワインマナーを知っておきましょう。定番のワインの種類をわかっていると、最初に飲むワインで迷わずに済みますよ。
ワインマナーを知ると上品さが出る
ワイン会の服装はドレスコードが特になければ、男性はジャケットにスラックス、女性はワンピースなどで行くと良いでしょう。ワインが服に飛ぶ場合があるので、服の色は暗めがオススメです。
テーブルついて試飲をする場合は、スタッフがワインを注いでくれますが、グラスはテーブルの上に置いたままにするのがマナーです。また、乾杯をするさいはグラスは軽く掲げ、グラスは互いにぶつけないようにしましょう。
ワインを試飲するコツは?
ワインを注ぐさいは量に気をつけましょう。ワイン会ではさまざまなワインを試飲できるので、飲み過ぎを防ぐためです。多くてもグラスの3分の1くらいまでがベストです。
また、注ぐ順番にも気をつけましょう。ワイン会ではワイングラスを何度も交換するのはマナー違反で、1つのグラスを使い回します。最初に赤ワインを飲んでしまうと、次が白ワインだった場合、ワインの色が混ざってしまいます。
ワイングラスが汚れてしまった場合は、会場に用意されている水で軽くすすぐと良いですよ。
3つの定番ワインを知っておこう
①白ワインの定番「シャルドネ」
フランスのブルゴーニュが主な産地ですが、最近では世界各国で栽培されています。香りは柑橘やリンゴのようで、味は酸度が高くシャープな後味です。
②赤ワインの定番「カルベネ・ソーヴィニヨン」
世界各国で栽培されているブドウのカルベネ・ソーヴィニヨンから作られています。赤ワインの中でもかなり濃い色が特徴です。
③女性に人気の「リースリング」
ドイツやフランスなどが主要産地で、最近ではイタリアやチリなどでも生産されています。華やかな風味が特徴で、甘口のワインとして仕立てられる場合が多いので、女性に人気が高いワインです。
まとめ
ワイン好きで集まり、美味しいワインを飲み比べられるのが魅力のワイン会。参加してみたいと思う方は、「どのくらいの知識があれば良いの?」と不安に思いますよね。ワイン好きの中にはエキスパート試験の勉強をする方もいらっしゃいます。しかし、この試験は合格率が40%前後とかなり難しいです。
ワイン会に参加するときはエキスパートの勉強は必須ではないので安心してくださいね。ワインを楽しむためのマナーや定番ワインを知っておくと、ワイン会を十分楽しめますよ!